症例紹介
東京・大阪・札幌の3院で、変形性関節症、脳卒中後遺症、脊髄損傷など、さまざまな疾患で改善を実感された症例をご紹介します。
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- 関節の症例
- 手・足・肘関節の症例
- 幹細胞治療の症例
仕事を続けながら両手の親指の痛みを克服しつつある60代女性の母指CM関節症再生治療 「仕事中はテーピングを巻いても、ズキズキと痛くて辛い」——。介護と調理の仕事で手をよく使い、2年以上前から両方の親指の付け根の痛みに悩まされてきた60代女性の患者様。"リペア幹細胞"の投与により、10段階中10あった痛みが3ヶ月後には左0〜1、右2まで軽減。手術を避け、関節の動きを保ったまま改善を実感されています。 治療前の状態 2年以上前から両方の親指の付け根に痛みが出現 介護と調理の仕事で手をよく使うことが原因ではないかと考えられた 近隣の整形外科でレントゲン検査を受け、母指CM関節症と診断 仕事中はテーピングで対処していたが、ズキズキとした痛みは10段階中10と非常に強かった こちらの患者様は、2年以上前から出現した両方の親指の付け根の痛みで当院を受診されました。介護と調理の仕事で手をよく使うため痛みが出てきたのではないかとお話しされています。母指CM関節症とは、親指の付け根にあるCM関節の軟骨がすり減って痛みが出る障害です。ビンの蓋を開けるときなど、物を親指でつかむ動作で痛みが出やすく、40歳以降の女性に多いと言われています。 母指CM関節症では、注射や装具、内服などの保存的治療が行われ、効果がない場合には関節固定術や関節形成術が選択されます。ですが、関節固定術では親指の可動域が制限され、関節形成術では手の力が弱くなるという課題があります。患者様は仕事を続けながら痛みを取りたいと希望され、関節を温存したまま痛みの改善を目指す治療として"リペア幹細胞"の投与を選択されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます <治療内容>両母指CM関節に1,250万個ずつの"リペア幹細胞"を投与 両方の母指CM関節に、それぞれ1,250万個ずつの"リペア幹細胞"を投与いたしました。手術や入院の必要はなく、関節を温存したまま治療を進めることができました。 治療後の変化 投与後1ヶ月で痛みが10段階中10から左1、右3へ大幅に軽減 2ヶ月後には左1・右2、3ヶ月後には左0〜1・右2とさらに改善 テーピングを巻いても辛かったズキズキとした痛みが大きく和らいだ 手術を避け、親指の動きを保ったまま改善を実現 投与後1ヶ月で、左右ともに10段階中10と非常に強かった痛みが、左1・右3まで軽減しました。その後も改善は続き、2ヶ月後には左1・右2、3ヶ月後には左0〜1・右2となっています。 テーピングを巻いてもズキズキと辛かった痛みに悩まされていた患者様が、手術をせず、親指の動きを保ったまま痛みから解放されつつあることは大きな変化です。母指CM関節は体重がかかる関節ではないため安静を保ちやすく、幹細胞投与の成績が良い部位と感じております。CM関節症でお悩みの方は、ぜひカウンセリングへお越しください。
2026.07.31 -
- 頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症・脊髄損傷・脊髄梗塞・脊髄炎などの症例
- 脳神経・脊髄の症例
- 幹細胞治療の症例
しびれが軽くなり踏ん張りがきくようになった60代男性の頚椎症性脊髄症術後再生治療 「歩きにくさや手のしびれが、少しでもよくなれば」——。7年前に頚椎症性脊髄症の手術を受けた後も、歩行のしづらさ・ふらつき・書字困難・手のしびれが残っていた60代男性の患者様。"リペア幹細胞"の脊髄内投与により、しびれが軽くなり、足に力が入って踏ん張りがきくように。困難だった排尿も9割できるようになり、確かな手応えを感じられています。 治療前の状態 7年前に頚椎症性脊髄症の手術を受けたが、神経症状が残ってしまった 歩行のしづらさとふらつきが日常生活の負担に 字が書きにくく、手のしびれにも悩まされていた 手術で神経の圧迫は解除されたものの、神経の回復が止まってしまった状態 こちらの患者様は7年前に頚椎症性脊髄症のため手術を受けられましたが、その後も残る神経症状の治療のため当院を受診されました。症状は歩行のしづらさとふらつき、書字困難、手のしびれです。これらの症状が少しでもよくなればと、再生医療を希望されました。 神経機能の回復を狙って手術を行った後に回復が止まってしまった場合、現在の保険診療内では回復を促す根本的な治療法はありません。手術で神経の圧迫が解除されたにも関わらず症状が残ってしまった患者様に対して、当院では"リペア幹細胞"の脊髄内への直接投与をご提案しています。通常の点滴による投与では幹細胞が全身に散らばり、損傷した脊髄に届く数が少なくなってしまいます。脊髄内へ直接投与された幹細胞は髄液の流れに乗って損傷部位まで届くため、より多くの幹細胞で神経の修復を促すことができます。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 <治療内容>脊髄内に2,500万個の"リペア幹細胞"を計2回投与+2億個を1回点滴投与 脊髄内に"リペア幹細胞"2,500万個ずつを計2回投与し、あわせて慢性的な痛みに対して2億個の"リペア幹細胞"を1回点滴投与いたしました。手術や入院の必要はなく、外来での治療が可能です。 治療後の変化 1回目投与の1ヶ月後にはしびれが軽くなり、足に力が入って踏ん張りがきくように 困難だった排尿が9割できるように改善 椅子からスムーズに立ち上がれるように 症状の改善に、大変喜んでいただけた 1回目の投与から1ヶ月後には、しびれが軽くなり、足に力が入って踏ん張りがきくようになったと喜んでいただけました。困難だった排尿も9割できるようになり、椅子からスムーズに立ち上がれるようになっています。 手術後7年間残り続けた症状に対して、しびれ・筋力・排尿機能のそれぞれで改善の手応えが得られたことは大きな変化です。頚椎や腰椎の手術後にもなお、しびれ・痛み、筋力低下、歩行障害、膀胱直腸障害などの後遺症に苦しまれている患者様は、ぜひカウンセリングへお越しください。
2026.07.29 -
- 頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症・脊髄損傷・脊髄梗塞・脊髄炎などの症例
- 脳神経・脊髄の症例
- 幹細胞治療の症例
手足のしびれ消失で外出を再び楽しめるようになった70代男性の頚髄損傷再生治療 「もうこれ以上の回復は望めないのでは」——。半年前の転落事故で頚髄損傷を受傷した70代男性の患者様は、緊急手術の後も常に続く手足の辛いしびれに悩まされていました。"リペア幹細胞"の脊髄内投与により、2回目投与の半年後には手足のしびれが完全に消失。お出かけを再び楽しめるようになり、人生に希望が見えてきました。 治療前の状態 半年前の転落事故で頚髄損傷を受傷し、緊急手術で脱臼・骨折した頚椎の整復・固定を実施 受傷時は四肢がほとんど動かず、術後3ヶ月で足が少し動くようになったものの回復が止まってしまった 手足のしびれが常にあり、毎日辛い思いをされていた 「もうこれ以上の回復は望めないのでは」と不安な日々を過ごされていた こちらの患者様は半年前の転落事故により頚髄損傷を受傷されました。緊急手術で脱臼・骨折した頚椎の整復・固定が行われ、頚髄の圧迫は解除されましたが、後遺症が残ってしまいました。受傷時は四肢がほとんど動きませんでしたが、術後3ヶ月で少し足が動くようになりました。しかし、現在は回復が止まってしまったそうです。手足のしびれも常にあり、毎日辛い思いをされていました。 損傷した神経の回復は通常は数年で止まり、それ以上は望めないと言われています。現在の保険診療内では、いったん回復が止まってしまった神経の回復を再び促す治療法は残念ながらありません。手足の運動麻痺や知覚麻痺、排尿・排便機能の障害が後遺症として残り、場合によっては車椅子生活を余儀なくされます。そこで当院では、回復が止まった神経の回復を再び促す治療として"リペア幹細胞"の脊髄内への直接投与をご提案しました。通常の点滴による投与では幹細胞が全身に散らばり、損傷した脊髄に届く数が少なくなってしまいます。当院は脊髄内への幹細胞の直接投与について国から正式な認可を受けており、細い針を用いて痛みの軽減にも努めながら、損傷部位へより多くの幹細胞を届けています。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて神経の損傷を認めます <治療内容>脊髄内に2,500万個の"リペア幹細胞"を計2回投与 脊髄内に"リペア幹細胞"2,500万個ずつを計2回投与いたしました。手術や入院の必要はなく、腰部から細い針を用いて損傷した神経へ直接幹細胞を届けています。 治療後の変化 2回目投与の半年後には手足の辛いしびれが完全に消失 車椅子や車の助手席の振動で助長されていたしびれがなくなり、お出かけを楽しめるように 手の動きも少しずつ改善 不安な日々から、再び人生を楽しめる日々へ 2回目の投与から半年後には、常にあった手足の辛いしびれが完全になくなったそうです。それまでは車椅子や車の助手席での振動でしびれが助長されていましたが、しびれがなくなったことでお出かけを楽しめるようになりました。手の動きも少しずつ良くなっています。 「もうこれ以上の回復は望めないのでは」という不安を抱えていた患者様が、しびれから解放されて再び人生を楽しめるようになったことは大変意義のある変化です。脊髄損傷の後遺症で苦しまれている患者様のお力添えができるよう、今後も真摯に治療に取り組んでまいります。
2026.07.27 -
- 関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
空手継続と人工関節回避を目指した60代男性の股関節再生治療 「痛みなく空手を続けたい。将来の人工関節は避けたい」——。20年以上空手を続けてきた60代男性の患者様は、5年前から右股関節の痛みに悩まされ、大好きな空手ができなくなっていました。"リペア幹細胞"の投与により、10段階中8あった痛みが投与後1ヶ月で3まで軽減。最終投与から4年が経過した現在も痛みは楽なまま、ご家族との海外旅行も楽しまれています。さらなる改善にも期待が持てる状況です。 治療前の状態 5年前から右股関節の痛みが出現し、近隣の整形外科で右変形性股関節症と診断 20年以上続けてきた空手で足に負担をかけてきたことが原因ではないかと考えられた 痛みのため大好きな空手ができなくなった 痛みは10段階中8。痛みなく空手を続けたい、将来の人工関節を回避したいという強い希望 こちらの患者様は5年前からの右股関節の痛みのため当院を受診されました。20年以上空手を続けてこられ、足に負担をかけてきたことが痛みの原因ではないかとお話しされています。痛みが出た当初に近隣の整形外科を受診し、右変形性股関節症と診断されました。最近では痛みのため空手ができなくなり、痛みなく空手を続けたい、将来の人工関節を回避したいと再生医療を希望されました。 変形が進んだ変形性股関節症では、通常は人工関節手術が選択されます。ですが、いったん人工関節にすると耐用性の問題からアクティブな活動がかなり制限されてしまいます。高い生活の質を保つという意味で、人工関節までの時間を延長すること、回避することは大変意義のあることです。そこで当院では、今ある痛みを取りつつ軟骨の再生を促し、将来の人工関節回避を目指す治療として"リペア幹細胞"の投与をご提案しました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンでは関節の隙間(関節裂隙)が消失し、骨頭の変形も認められました。 <治療内容>右股関節に1億個の"リペア幹細胞"を計2回投与 右股関節に"リペア幹細胞"1億個を計2回投与いたしました。手術や入院の必要はなく、当院独自のピンポイント注射で軟骨の損傷部位へ確実に幹細胞を届けています。 治療後の変化 2回の投与後1ヶ月で痛みが10段階中8から3へ軽減 最終投与から4年が経過した現在も効果が持続 ご家族との海外旅行も楽しめるように 痛みの軽減とあわせて、将来の人工関節回避への希望が見えてきた 2回の投与を終えて1ヶ月後には、投与前に10段階中8であった痛みが3まで軽減しました。最終投与から4年が経過した頃には、患者様から「股関節の痛みが楽になって海外旅行も楽しめています」と、ご家族との旅行を楽しまれている近況をお知らせいただきました。 空手ができなくなるほどの痛みと将来の人工関節への不安を抱えていた患者様にとって、痛みを軽減しながら人工関節を回避する道筋が見えたことは大きな変化です。幹細胞治療の効果がいったん認められると、その効果が数年以上持続することを確認できた症例でもあります。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
2026.07.25
蘇らせる
「再生医療」とは?
ケガをして傷がふさがる、傷跡が少しづつ薄くなる・・
当たり前のようですが、実はそこには細胞のチカラが働いています。
それはあなたの身体の細胞が、
弱ったところを修復するために皮膚になろう骨になろうとしているのです。
その細胞のチカラを最大限に引き出して治療を行うことを
「再生医療」と呼びます。
リペアセルクリニック大阪院の特長
当クリニックは、 疾患・ 免疫・美容という分野すべてで自己細胞を用いた 最先端の医療を行うことができる国内でも珍しい部類の厚生労働省への届出が受理された医療機関です。
CPC(細胞培養加工施設)の高い技術により、 冷凍しない方法で幹細胞を投与できるので高い生存率を実現。ご自身の細胞や血液を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配が少ないです。
大阪院はカフェのような落ち着いた雰囲気で治療を受けていただけるくつろぎの空間をご用意しております。
- 2億個の細胞を
投与可能※但し適応による - 高い安全性(化学薬品不使用)
- 入院不要
日帰り - 身体への
負担が少ない - 高い技術力を
もったCPC - くつろぎの
空間
厚生労働省届出済医療機関
第二種・第三種再生医療等提供計画 届出済
リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に届出し、受理されました。
各治療について、厚生労働省より再生医療等提供計画番号を取得しています。
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「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療」
第二種 計画番号
PB5200026 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた糖尿病の治療」
第二種 計画番号
PB5190014 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた肝障害の治療」
第二種 計画番号
PB5190015 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB5190016 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症・皮膚再生治療」
第二種 計画番号
PB5190018 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた脊髄損傷の治療」
第二種 計画番号
PB5200048 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた慢性疼痛の治療」
第二種 計画番号
PB5200007 -

「多血小板血漿を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB5200037 -

「多血小板血漿を用いた筋腱炎・靭帯炎の治療」
第三種 計画番号
PC5200068 -

「多血小板血漿を用いた皮膚再生治療」
第三種 計画番号
PC5200082 -

「活性化NK細胞を用いた悪性腫瘍の予防の治療」
第二種 計画番号
PC5230075 -

「自己脂肪由来幹細胞+前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB5230070
























これによりまだ国内では認可の少ない、自己の幹細胞を点滴で体内に巡らせ内臓などを再生させる治療、「変形性関節症」などの再生医療および、PRP(多血小板血漿)の関節内投与、さらにPRPや幹細胞を用いた肌の再生を、再生医療等安全確保法のもと、自由診療にて提供できるようになりました。自己の幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会において、治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制など厳しく審査を行い、適切と認められる事ではじめて厚生労働省に治療計画を提出することができ、そこで受理され番号を付与されて、ようやく治療を行うことが可能となります。
坂本理事長のブログ
岩井医師のブログ
スタッフブログ
トピックス
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- 手
- 再生治療
「親指の付け根がズキッと痛む」「ペットボトルの蓋が開けられない」など、当たり前だった日常動作がつらくなっていませんか。 母指CM関節症は、自宅でできるリハビリ(運動療法)によって、痛みを緩和し、関節の機能を維持・改善できる可能性があります。 本記事では、リハビリで改善を目指せる段階、自宅でできるストレッチ・マッサージ・筋力トレーニングの方法、リハビリ時の注意点まで解説します。 リハビリや装具などの保存療法を続けても親指の付け根の痛みが改善しない場合、再生医療も選択肢の一つになります。 再生医療とは、患者さまご自身の細胞や血液を用いて、損傷した組織の再生・修復をサポートする治療法です。 実際の治療内容については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 「リハビリを続けても痛みが改善しない」「手術以外の治療法も検討したい」という方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 母指CM関節症は自分で治せる?リハビリで改善を目指せる段階とは 母指CM関節症は初期の段階であれば、痛みの軽減や症状の進行抑制が期待できます。 母指CM関節症をリハビリで改善できる可能性がある段階 リハビリだけでは改善が難しい段階 ここでは、リハビリで改善を目指せる段階と、リハビリだけでは難しい段階に分けて解説します。 母指CM関節症をリハビリで改善できる可能性がある段階 母指CM関節症の進行度は、一般的に「Eaton分類」を用いて以下の4段階に分けられます。 母指CM関節症は、比較的初期にあたるステージ1〜2であれば、リハビリや患部の安静、サポーターなどを用いた装具療法によって、痛みの軽減や関節機能の維持・改善が期待できます。 ステージ 関節の状態 ステージ1 ・関節の変性が本格的に始まる前の段階 ・関節の形は保たれているものの、関節液の増加によって関節の隙間が広がって見えることがある ステージ2 ・関節の隙間が軽度に狭くなり、軟骨の摩耗や小さな骨棘がみられる段階 ・関節の形は比較的保たれている ステージ3 関節の隙間が著しく狭くなり、軟骨の摩耗や関節の変形、骨棘の形成が目立つ段階 ステージ4 母指CM関節に加えて、隣接するSTT関節にも変形性関節症の変化がみられる段階 リハビリの主な目的は、母指CM関節の周囲にある筋肉を鍛え、関節を支える力を高めることです。 関節の不安定性を抑え、つまむ・握るといった動作で親指にかかる負担を軽減することで、痛みの緩和や症状の進行予防を目指します。 ただし、リハビリによって、すでにすり減った関節軟骨や変形した関節そのものが元の状態に戻るわけではありません。 痛みが落ち着いた後も、症状に応じてリハビリや装具の使用を継続し、強くつまむ動作や親指に負担のかかる作業を控えるなど、日常生活のなかで関節を保護することが大切です。 リハビリだけでは改善が難しい段階 母指CM関節症の変形が進んでいる場合や安静時にも痛みが続く場合は、リハビリだけでは十分な改善が得られない可能性があります。 以下に該当する場合は、無理に動かさず医師へ相談しましょう。 リハビリや装具療法を2〜3カ月続けても改善しない リハビリ前より痛みが強くなっている 安静時にも痛みが続く 親指の付け根に腫れや変形がある つまむ・握るなどの日常動作が難しい また、保存療法を続けても痛みが改善しない場合や、できるだけ手術を避けたい場合には、再生医療が選択肢の一つとなることがあります。 「リハビリを続けても改善がみられない」「物をつかむ、つまむ動作のたびに強い痛みが走る」という方は、一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 母指CM関節症そのものの原因や治療法については、以下の記事で詳しく解説しています。 自宅でできる母指CM関節症のリハビリ方法【ストレッチ・マッサージ・筋トレ】 自宅でできる母指CM関節症のリハビリ方法については、以下のとおりです。 母指内転筋・親指のストレッチと母指球のマッサージ 第一背側骨間筋と母指対立筋の筋力トレーニング それぞれ詳しく見ていきましょう。 母指内転筋・親指のストレッチと母指球のマッサージ 母指内転筋のストレッチと母指球のマッサージは、CM関節周囲の筋肉の緊張をやわらげ、関節への負担を軽減するために行います。 母指内転筋は親指を内側に引き寄せる働きを持つ筋肉で、この筋肉が硬くなるとCM関節への負担が増えやすいため、柔軟性を保つことが重要です。 種目 やり方 ポイント 母指内転筋のストレッチ ・痛みのある手を開いて手のひらを上に向け、反対の手で親指の付け根(母指球)を軽く支えて親指が閉じないように固定する ・その状態で人差し指から小指までを付け根から伸ばし、心地よい伸びを感じる位置で10〜20秒キープする 痛みが強い場合は無理に伸ばさない 親指の外転・伸展ストレッチ ・手を机の上に置いて手のひらを横向きにし、親指を外側(手の甲側)へゆっくりと伸ばす ・その状態を10秒ほどキープし、ゆっくり戻す 朝起きた時や、手を使う作業の前後に行うと効果的 母指球のマッサージ ・テニスボールなどを机に置き、母指球をボールに当てる ・小さな円を描くように1〜2分ほどゆっくりとボールを転がす 強く押しすぎると炎症を悪化させる恐れがあるため、心地よいと感じる範囲で行う いずれも親指の付け根にある膨らみ(母指球)や周囲の筋肉をほぐし、血流を促すことを目的としたケアです。 第一背側骨間筋と母指対立筋の筋力トレーニング 第一背側骨間筋と母指対立筋のトレーニングは、関節の安定性を高め、日常生活での関節への負担軽減につなげるためのエクササイズです。 鍛える筋肉 やり方 ポイント 第一背側骨間筋 (人差し指を親指側へ開く筋肉) 手を机の上に横向きに置き、親指は動かさずに人差し指だけを天井方向へ持ち上げて、ゆっくり下ろす動作を10〜15回繰り返す ・親指のCM関節を直接動かさないため、比較的取り組みやすい方法 ・人差し指に輪ゴムをかけて軽い抵抗を加えるのも効果的 母指対立筋 (親指と他の指を合わせる筋肉) ・軽く手を開いた状態から、親指の先端と人差し指の先端を合わせて軽く押し合い、2〜3秒キープして離す ・同様に、親指と中指、薬指、小指の順に合わせていく(各指3〜5回ずつ) 痛みを感じる場合は無理をせず、押し合う力を弱めて行う どちらも関節を支える筋力を補うためのエクササイズなので、痛みの出ない範囲で継続してみてください。 母指CM関節症のリハビリ時における注意点 母指CM関節症のリハビリは、痛みを我慢せず、無理のない範囲で続けることが大切です。 以下の点に注意しましょう。 痛みを我慢して続けない 翌日まで痛みが残る場合は休む 痛みが落ち着いてから負荷を下げて再開する 長時間行わず、少しずつ継続する リハビリ中に強い痛みが出る場合や翌日まで痛みが続く場合は、関節に過度な負担がかかっているサインです。 一度中止して患部を休ませ、痛みが治まってから回数や力加減を調整しましょう。 母指CM関節症は早めのリハビリで改善を目指そう 母指CM関節症は、早期から適切なリハビリに取り組むことで、痛みの軽減や関節機能の維持・改善を目指せます。 本記事で紹介したストレッチやエクササイズは、無理のない範囲で毎日コツコツと継続しましょう。 ただし、リハビリや装具、湿布、内服薬などの保存療法を続けても改善がみられない場合、これまでは手術療法が主な選択肢でした。 しかし近年では、「再生医療」も選択肢の一つとなっています。 実際の治療内容は以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 「ペットボトルの蓋を開ける、物をつまむといった動作で親指の付け根の痛みに悩まされている」「リハビリを続けても改善しない」という方は、一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2026.07.31 -
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エクオールは、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが腸内細菌によって代謝されることで作られる成分です。 女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを持つことから、更年期以降にみられる手指の痛みやこわばりへの作用が期待されています。 しかし、本当に効果があるのか不安な方もいらっしゃるでしょう。 本記事では、ヘバーデン結節に対するエクオールの作用や、摂取方法・サプリメントの選び方などについて解説します。 なお、保存療法を続けても指の痛みが改善しない場合、再生医療も選択肢の一つになります。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?si=7yi3l9bBddCBxtS9 再生医療とは、患者様ご自身の細胞や血液を用いて、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 手術はできるだけ避けたい 指が変形してしまう前に対処したい 痛みを抑えたい ヘバーデン結節による指の痛みやこわばり、変形などでお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ エクオールはヘバーデン結節に効く?期待できる効果と関係性 エクオールには、ヘバーデン結節によって変形した関節を元の状態に戻す効果はありません。 ここでは、ヘバーデン結節とエクオールの関係について、以下の3つの視点から解説します。 ヘバーデン結節と更年期・女性ホルモンの関係 エクオールに期待される作用 日本人の2人に1人はエクオールを体内で作れない ヘバーデン結節と更年期・女性ホルモンの関係 ヘバーデン結節は、40代以降の女性に多くみられ、更年期に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が深く関与していると考えられています。 エストロゲンは、骨や軟骨、腱などの健康維持に関わるホルモンです。 更年期を迎えて分泌量が急激に低下すると、手指の関節に痛みやこわばりなどの症状が現れやすくなると考えられています。 ただし、ヘバーデン結節の発症原因は完全には解明されておらず、以下のような複数の要因が関係するとされています。 加齢 遺伝 手指への負担 そのなかでも、更年期におけるホルモンバランスの変化は、40代以降の女性に多く発症する背景の一つとして考えられています。 エクオールに期待される作用 エクオールは、女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た構造を持ち、体内でエストロゲンに近い働きをする成分です。 関節や腱などに存在するエストロゲン受容体に結合することで、更年期に減少したエストロゲンの働きを補うように作用すると考えられています。 こうした働きにより、関節や腱の健康維持をサポートし、女性ホルモンの減少に伴って現れる手指の痛みやこわばり、炎症などを和らげる可能性があります。 また、ヘバーデン結節の症状の進行を緩やかにする効果も期待されています。 日本人の2人に1人はエクオールを体内で作れない 日本人の約50%は、エクオールを作り出すための腸内細菌を持っていないとされています。 ※参照:厚生労働省「女性が本来持つ健康と美の基礎を整える「エクオール」」 エクオールは、豆腐や納豆などの大豆食品に含まれる大豆イソフラボンの一種「ダイゼイン」が、特定の腸内細菌によって代謝されることで作られる成分です。 体内でエクオールを作れるかどうかは、腸内細菌の種類や働きによって異なります。 そのため、大豆食品を積極的に食べていても、すべての方が同じようにエクオールを作れるわけではありません。 ご自身がエクオールを作れる体質かどうかは、「ソイチェック」と呼ばれる尿検査で確認できます。 検査の結果、エクオールを作りにくいことがわかった場合は、食生活を見直すほか、エクオールを含むサプリメントを取り入れる方法もあります。 ただし、持病がある方や医薬品を服用している方は、使用前に医師や薬剤師へ相談しましょう。 ヘバーデン結節に対するエクオールサプリメントの選び方と注意点 ヘバーデン結節に対するエクオールの摂取方法と選び方については、以下のとおりです。 サプリメントを選ぶ際のポイント 飲まないほうがよい人・注意が必要な人 ここでは、継続を前提としたサプリメントの選び方と、摂取に注意が必要な方について解説します。 サプリメントを選ぶ際のポイント エクオールのサプリメントは、1日あたり10mgのエクオールを摂取できる設計になっているかを基準に選ぶことが大切です。 サプリメントは製品によって品質にばらつきがあるため、以下の基準を確認しておきましょう。 確認する項目 チェックのポイント エクオールの含有量 目安は1日10mg メーカーの信頼性 ・医療機関で取り扱われている実績があるか ・製造過程や原材料の管理体制が明示されているか 製造管理体制 品質・安全性の目安となるGMP認定工場(一定の品質管理基準を満たした製造施設)で製造されているか 継続しやすさ ・エクオールは体内に蓄積されないため毎日の摂取が前提 ・無理なく続けられる価格か、粒の大きさが飲みやすいかも判断材料になる 含有量が少ない製品では十分な作用が得られない可能性があるため、購入前にパッケージの表示を確認しましょう。 飲まないほうがよい人・注意が必要な人 エクオールを含むサプリメントは食品に分類されますが、体質や健康状態によっては摂取を控えたり、事前に医師へ相談したりする必要があります。 主な対象者と注意点は、以下のとおりです。 対象 注意したい理由 大豆アレルギーのある方 エクオールは大豆由来の成分のため、摂取は避ける 妊娠・授乳中の方 女性ホルモンに似た働きを持つため、摂取前に医師へ相談する 婦人科系疾患で治療中の方 乳がんや子宮内膜症などで治療中の場合は、自己判断で始めず主治医へ確認する 男性 健康維持目的での摂取は可能。 ただし主な役割は「減少した女性ホルモンの働きを補うこと」のため、女性にみられるような症状緩和は期待しにくいとされている 3カ月続けても変化がない方 体質的にエクオールが効きにくい、または別の原因が隠れている可能性がある。 漫然と続けずに医師へ相談する 該当する項目がある方は、自己判断で始めずに医師へ相談したうえで摂取を検討することが大切です。 また、商品によって原材料や使用上の注意が異なるため、必ずパッケージの表示を確認しましょう。 サプリメント以外のセルフケアも含めた予防策については、以下の記事で詳しく解説しています。 エクオールのサプリメントが効かない場合のヘバーデン結節の治療法 ヘバーデン結節の治療では、症状の程度や関節の変形、日常生活への影響などに応じて、以下のような方法が検討されます。 治療法 内容 検討されるタイミング 保存療法 ・第1関節をできるだけ動かさないよう、テーピングや指用のサポーター(装具)で固定し、関節への負担を軽減 ・パラフィン浴などの温熱療法で患部周辺の血行を促し、痛みを和らげるアプローチも行われる 治療の基本となる方法 薬物療法 ・ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の飲み薬や、湿布などの外用薬で炎症と痛みを抑える ・強い痛みがある急性期には、関節内に少量のステロイド注射を行うこともある 痛みが強い場合 手術療法 関節を固定して痛みを取る「関節固定術」や、コブ状になった骨を切除する「関節形成術」など 保存療法・薬物療法を続けても痛みが取れず、変形によって日常生活に支障が出ている場合 再生医療 患者様自身の細胞や血液を利用して、すり減った軟骨など損傷した組織の再生・修復を促す 手術で関節を固定したくない方、従来の治療で効果を感じられなかった方 薬物療法で用いられるステロイド注射は、繰り返すと軟骨や腱を脆くする恐れがあるため、医師が慎重に判断します。 手術療法は痛みを取り除ける一方で、術後は指の関節が曲がらなくなるなどの可動域制限が伴うことが多いため、医師と十分に相談することが必要です。 また、「手術で関節を固定することに抵抗がある」「これまでの治療を続けても痛みが軽減しない」という方は、再生医療も選択肢の一つです。 エクオールや保存療法を続けても手指の痛みが軽減せず、手術以外の治療法について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ ヘバーデン結節の治療の全体像については、以下の記事もあわせて参考にしてください。 ヘバーデン結節はエクオールのサプリメントだけに頼らず症状に応じた治療を選択しよう エクオールを含むサプリメントは、更年期に伴う手指の痛みやこわばりに対する補助的な対策として取り入れられることがあります。 ただし、エクオールは医薬品ではなく、ヘバーデン結節によって変形した関節を元の状態に戻すものではありません。 エクオールを摂取しても、以下のような状態がみられる場合は、サプリメントだけで様子を見続けず、早めに整形外科などの医療機関を受診しましょう。 手指の痛みや腫れが軽減しない 関節の変形が進んでいる 日常生活に支障が出ている また、ヘバーデン結節の治療では、症状や関節の状態に応じて、テーピングや装具による固定、薬物療法などの保存療法が行われます。 こうした治療を続けても痛みが軽減せず、変形によって日常生活に支障が生じている場合には、手術が検討されることもあります。 しかし、「関節の変形が進む前に対処したい」「できるだけ手術を避けたい」という方は、再生医療も選択肢の一つとなります。 手指の痛みが続いている方や、手術以外の治療法について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2026.07.31 -
- 内科
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潰瘍性大腸炎は、症状が落ち着いている寛解期と、症状が再び現れたり悪化したりする再燃期を繰り返す病気です。 せっかく寛解を維持できていても、「どんなことがきっかけで再燃するのか」「どうすれば防げるのか」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。 本記事では、潰瘍性大腸炎が再燃する主なきっかけや前兆・悪化のサイン、再燃したときの対処法と予防のポイント、受診の目安までをわかりやすく解説します。 なお、標準治療を続けても再燃を繰り返してしまう場合には、再生医療も選択肢の一つとなります。 \再生医療という選択肢/ 再生医療とは、患者さま自身の細胞が持つ修復力を利用して、傷ついた組織の回復をサポートする治療法です。 実際に当院(リペアセルクリニック)の治療を受けられた方の症例については、以下でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 >>難治性潰瘍性大腸炎に対する実際の症例はこちら 現在の治療を続けても再燃を繰り返している方や、寛解を長く維持できず日常生活に不安を感じている方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 潰瘍性大腸炎が再燃する主なきっかけ 潰瘍性大腸炎の再燃は、ストレスや感染症、食生活の乱れ、服薬の中断など、日常のさまざまな要因が引き金になって起こると考えられています。 ストレスや慢性的な疲れ 感染症や体調不良 特発性の再燃(原因が明確でない) 食生活の乱れ 服薬中断や自己判断による治療変更 ここでは、再燃のきっかけとして特に注意したい5つの要因を解説します。 ストレスや慢性的な疲れ 再燃のきっかけとして代表的なのが、過度なストレスや慢性的な疲れです。 潰瘍性大腸炎の発症や再燃にストレスが直接関与するかは完全には解明されていません。 しかし、心身の負担は自律神経のバランスや免疫の働きに影響し、腸の炎症を悪化させる要因になり得るとされています。 仕事や人間関係の悩み、睡眠不足などで疲れをためこまないよう、意識的に休息やリフレッシュの時間を取り入れることが大切です。 感染症や体調不良 かぜや胃腸炎などの感染症、それに伴う体調不良も、再燃のきっかけになることがあります。 特に、細菌やウイルスによる腸管の感染は炎症を引き起こし、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させる引き金になります。 また、発熱や下痢などで体力が落ちると、腸への負担も大きくなるため注意が必要です。 日頃から手洗いや十分な休養で感染症を予防し、体調を崩したときは無理をしないことが再燃予防につながります。 特発性の再燃(原因が明確でない) 生活習慣や服薬状況に問題がなく、明確なきっかけが見当たらないにもかかわらず、潰瘍性大腸炎が再燃することもあります。 潰瘍性大腸炎は、免疫機能の異常をはじめ、遺伝的要因や腸内環境など、複数の要因が関係して発症すると考えられていますが、その仕組みは完全には解明されていません。 食事や生活習慣に十分注意していても、すべての再燃を防げるとは限りません。 血便や下痢、腹痛などの症状がみられた場合は、早めに主治医へ相談して適切な治療につなげましょう。 食生活の乱れ 脂質や糖質に偏った食事、暴飲暴食などは腸に負担をかけ、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させるきっかけになることがあります。 特に、以下のような食品・飲料は、人によって腹痛や下痢などを引き起こす場合があるため注意が必要です。 脂質の多い食品 香辛料などの刺激が強い食品 アルコール 不溶性食物繊維を多く含む食品 症状が強く現れている活動期は、脂質や刺激物、不溶性食物繊維の摂取量を調整し、消化しやすい食品を選びましょう。 一方、寛解期には特定の食品を過度に制限せず、栄養バランスの整った食事を続けることが大切です。 食事内容と体調の変化を記録しながら、自分に合った食事について主治医や管理栄養士に相談しましょう。 服薬中断や自己判断による治療変更 症状が落ち着いたからといって、自己判断で薬の服用を中断したり、量を減らしたりすると、潰瘍性大腸炎の再燃につながる可能性があります。 潰瘍性大腸炎では、症状がみられない寛解期であっても、腸の炎症を抑えて良好な状態を維持するために、5-ASA製剤などの薬を継続することが大切です。 薬の服用を中断すると、気づかないうちに腸の炎症が再び強まり、血便や下痢、腹痛などの症状が現れる場合があります。 潰瘍性大腸炎の再燃でみられる前兆・悪化のサイン 再燃の前兆・悪化のサインとして代表的なのは、1日の排便回数が増える、便に血液や粘液が混じる、腹痛や腹部の不快感、しぶり腹(テネスムス)といった症状です。 潰瘍性大腸炎の再燃では、寛解期に落ち着いていた症状が再び現れます。 部位・区分 気づきたいサイン 便通 下痢や軟便が続く、排便回数が増える 便の状態 血便・粘液便がみられる おなか 腹痛、しぶり腹 全身(悪化時) 発熱、体重減少、貧血、強い倦怠感 これらのサインに気づいたら、我慢せず早めに主治医へ相談することが、症状の悪化を防ぐうえで重要です。 潰瘍性大腸炎が再燃したときの対処法と予防のポイント 再燃したときは、早めに主治医へ相談し、規則正しい生活と服薬の継続で炎症をコントロールすることが基本です。 症状が出たら早めに主治医へ相談する 規則正しい生活とストレス管理を意識する 症状が良くなっても服薬を続ける ここでは、再燃時の対処と再燃予防のために意識したい3つのポイントを解説します。 症状が出たら早めに主治医へ相談する 血便や下痢、腹痛などの再燃が疑われる症状に気づいた場合は、市販薬などで自己対処せず、早めに主治医へ相談しましょう。 症状が軽いうちに受診し、適切な検査や治療を受けることで、炎症の悪化や重症化を防ぎやすくなります。 受診時には、以下の内容を具体的に伝えることが大切です。 症状が現れた時期 排便回数や便の状態 血便・粘液便の有無 腹痛や発熱など、ほかの症状 現在の服薬状況 過去に再燃した際の症状やきっかけ 日頃から症状や排便の状態を記録しておくと、医師が病状を判断し、治療方針を検討する際の手がかりになります。 規則正しい生活とストレス管理を意識する 潰瘍性大腸炎の再燃を防ぐためには、生活リズムを整え、ストレスをため込みすぎないことが大切です。 十分な睡眠を確保し、起床・就寝や食事の時間をできるだけ一定に保つことで、自律神経や腸の働きが安定しやすくなります。 また、趣味を楽しむ時間や心身を休める時間を意識的に設け、自分に合った方法でストレスを発散しましょう。 無理なく続けられる生活習慣を取り入れることが、体調を整え、寛解を維持することにつながります。 症状が良くなっても服薬を続ける 潰瘍性大腸炎の再燃を防ぐためには、症状が落ち着いている時期も主治医の指示どおりに服薬を続けることが大切です。 寛解期は自覚症状がなくても、腸内に炎症が残っている場合があります。 自己判断で薬を中断したり、服用量を減らしたりすると、炎症が再び強まり、血便や下痢・腹痛などの症状につながる可能性があるので注意が必要です。 薬の副作用が気になる場合や、症状が改善して薬を減らしたい場合も、自分の判断で治療内容を変更してはいけません。 減量や中止を希望するときは、必ず主治医に相談し、指示を受けましょう。 潰瘍性大腸炎の再燃が疑われるときの受診タイミング 潰瘍性大腸炎の再燃が疑われる場合は、症状を我慢せず、早めに消化器内科や主治医へ相談することが大切です。 特に、以下のような変化がみられる場合は、腸の炎症が再び強まっている可能性があります。 下痢や血便が数日間続いている 排便回数が普段より明らかに増えた 腹痛が強くなった 発熱や体重減少がみられる 便意切迫感や強い倦怠感がある また、症状が落ち着いている寛解期でも、定期的な通院や検査を続ける必要があります。 潰瘍性大腸炎は、発症から7〜8年ほど経過すると大腸がんのリスクが高まるとされているため、定期的な内視鏡検査が重要です。 ※参照:難病情報センター「潰瘍性大腸炎」 早めの受診と定期的な検査を継続することが、再燃の重症化や合併症を防ぎ、寛解を長く維持することにつながります。 潰瘍性大腸炎の再燃のきっかけを知り早めに対処しよう 潰瘍性大腸炎の再燃には、ストレスや感染症、食生活の乱れ、服薬の中断など、さまざまな要因が関係する一方で、生活習慣に気をつけていても、明確な原因が分からないまま再燃する場合もあります。 再燃のリスクを抑えるためには、症状が落ち着いている寛解期も主治医の指示どおりに服薬を続け、規則正しい生活や適切なストレス管理を心がけることが大切です。 潰瘍性大腸炎は長期的な治療が必要な病気ですが、再燃のきっかけや前兆を理解し、予防と早期の対処を続けることで、寛解を維持しながら自分らしい生活を目指せます。 一方で、治療を続けても再燃を繰り返し、寛解の維持が難しい場合は、新たな治療法として再生医療を検討することも選択肢の一つです。 再生医療の治療内容や特徴については、以下の動画で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 現在の治療で症状が安定せず、再燃による日常生活への影響や将来への不安を感じている方は、一人で悩まず、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2026.07.31 -
潰瘍性大腸炎は再燃と寛解を繰り返す指定難病ですが、多くの著名人が適切な治療を受けながら第一線で活躍を続けています。 本記事では、潰瘍性大腸炎を公表している芸能人・有名人の病状や現在の活動、事例からわかる予後を解説します。 同じ病気と向き合う著名人の姿を通して、前向きに治療と向き合うヒントを見つけましょう。 また、潰瘍性大腸炎は、多くの方が薬物療法によって症状のコントロールを目指せる病気である一方で、治療を続けても寛解の維持が難しい場合には、再生医療も選択肢の一つになります。 再生医療とは、患者さま自身の細胞が持つ修復力を利用して、傷ついた組織の回復をサポートする治療法です。 >>実際に当院(リペアセルクリニック)の治療を受けられた方の症例はこちら 症状が安定せず仕事・日常生活との両立に不安を感じている方、再生医療について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 潰瘍性大腸炎を公表している芸能人・有名人一覧 潰瘍性大腸炎を公表している主な芸能人・有名人一覧は、以下のとおりです。 高橋メアリージュン 若槻千夏 桐生祥秀 IKE 岸明日香 天羽希純 MACO ダレン・フレッチャー ここでは、潰瘍性大腸炎を公表している著名人について、それぞれの病状や現在の活動を紹介します。 高橋メアリージュン 俳優・モデルとして活躍する高橋メアリージュンさんは、2013年に潰瘍性大腸炎と診断され、2014年に病気を公表しました。 症状が強かった時期には、頻繁にトイレへ駆け込むほか、腹痛や貧血、食事が十分に取れないといった症状に悩まされながら、映画の撮影に臨んでいたことを自身のブログで明かしています。 その後、治療を経て体調は改善し、2019年には「6年間症状が出ていない」と報告しています。 また、自身の経験を発信しながら、潰瘍性大腸炎やクローン病などの認知が広がることへの願いも伝えています。 現在も俳優・モデルとして、ドラマや映画、テレビ番組など幅広い分野で活動を続けています。 若槻千夏 タレントの若槻千夏さんは、2006年に神経性胃炎および潰瘍性大腸炎を発症し、芸能活動の一時休止と長期の療養を経験しています。 その後、テレビへの本格的な出演を再開し、現在もバラエティ番組への出演やブランド運営など、多方面で活動を続けています。 桐生祥秀 陸上短距離選手の桐生祥秀選手は、大学2年生のときに潰瘍性大腸炎と診断されていたことを、2022年に公表しました。 診断を受けた当初は、症状が悪化すれば競技を続けられなくなるのではないかと、不安を抱えていたことを明かしています。 その後も治療を続けながら競技に取り組み、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは男子400mリレーで銀メダルを獲得。2017年には、日本人選手として初めて男子100mで9秒台を記録しました。 IKE ロックバンド「SPYAIR」の元ボーカリストであるIKEさんは、2019年に潰瘍性大腸炎を患っていることを公表しました。 音楽活動の要であるライブツアーなどの最中も、激しい腹痛や体調不良と闘いながらステージに立ち続けていましたが、再燃と寛解を繰り返すなかで病状が悪化し、2022年にはバンドの脱退を決断しています。 闘病と音楽活動の狭間での葛藤を率直に明かしたことで、難病のつらさが多くの人に知られることとなりました。 岸明日香 グラビアアイドルやタレント、俳優として活躍する岸明日香さんは、2020年に自身のSNSを通じて、高校時代から潰瘍性大腸炎を患っていることを公表しました。 症状が強かった時期には、血便や激しい腹痛、体重減少などに悩まされていたことを明かしています。 詳しい治療経過は公表されていませんが、体調は良好であると報告しており、再燃に注意しながら芸能活動を続けています。 天羽希純 グラビアアイドルとして活躍する天羽希純さんは、2023年に自身のSNSを通じて、潰瘍性大腸炎を患っていることを公表しました。 腹痛や体調の波があり、症状が強い時期には日常生活を送ることが難しくなる場合もあるなど、病気による影響を率直に明かしています。 一方で、適切な薬物療法を継続しながら症状をコントロールすることで、日常生活を送れる場合があることにも触れ、潰瘍性大腸炎の特徴について発信しています。 MACO シンガーソングライターのMACOさんは、2021年に潰瘍性大腸炎であることを公表し、音楽活動を一時休止して治療に専念しました。 急激な体調の悪化や精神的な不安と闘いながらも、治療を経て症状をコントロールできるようになり、その後、音楽活動への復帰を果たしています。 ダレン・フレッチャー 元プロサッカー選手のダレン・フレッチャー氏は、イングランドの名門クラブ「マンチェスター・ユナイテッド」の中心選手として活躍していた2011年に、潰瘍性大腸炎を患っていることを公表しました。 症状が悪化した時期には著しい体重減少などに悩まされ、長期離脱を余儀なくされました。 一時は現役続行も危ぶまれましたが、プロのピッチへの復帰を果たしています。 また、潰瘍性大腸炎の治療による免疫機能への影響から、感染症にかかった際のリスクについても言及しており、病気と向き合いながら競技を続ける難しさを伝えています。 著名人の事例からわかる潰瘍性大腸炎の予後 潰瘍性大腸炎は再燃と寛解を繰り返す指定難病ですが、適切な治療を続けることで仕事や競技を続けている方もいます。 一方で、発症して7〜8年ほど経過すると大腸がんを合併するリスクが高まるため、症状がなくても定期的な内視鏡検査が必要とされています。 ※参照:難病情報センター(指定難病97 潰瘍性大腸炎) 活動期には、腹痛や頻回の下痢、血便、体重減少などの症状によって、仕事や競技を一時的に休まざるを得ない場合があります。 しかし、専門医のもとで適切な治療を続け、寛解を維持することで、仕事やスポーツに復帰し、発症前と変わらない活動を続けている方もいます。 潰瘍性大腸炎は適切な治療で仕事や日常生活との両立を目指せる 潰瘍性大腸炎の治療では、腸の炎症や症状が落ち着いた「寛解」の状態をできるだけ長く維持することが重要です。 寛解を維持できれば、腹痛や下痢、急な便意などが落ち着き、仕事や学校、趣味、スポーツなど、日常生活への影響を抑えられる可能性があります。 症状が改善しても自己判断で薬を中断せず、主治医の指示に従って治療を続けましょう。 十分な睡眠やストレス管理、体調に合わせた食事を心がけることも、再燃の予防につながります。 一方、薬物療法や血球成分除去療法などを続けても症状が安定せず、再燃を繰り返す場合は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療では、患者さまご自身の脂肪組織から採取・培養した幹細胞を点滴で投与し、過剰な免疫反応の調整や、炎症によって傷ついた大腸粘膜の修復を目指します。 現在の治療で十分な効果を実感できず、仕事や日常生活との両立に不安を感じている方や、再生医療について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2026.07.31























